ギタカメとおんがく

音楽と写真の楽しさを置くサイト

音楽アーティストという職業はその価値を引き継げないから大変そう。その点アイドルはよくできてる

音楽アーティスト

人の感性に対して商売をする職業には付き物なのだろうか。

完璧に価値・技術を引き継げたら音楽の世界は別の発展をしてたのかな。

ずっと残すこと

アーティスト

 

仕事と言えば何かしら人に役立つものを提供して成り立ちますよね。実体があるモノだったりはたまたサービス的なモノだったり。

そういった提供するものを共有して研磨していくのが会社のような組織だったりするわけですが、たくさんの人に仕事を割り振って効率よく運営するのは凄い。

会社のネームバリューや技術的な面が(軌道に乗れば)後世にずっと続いていくので、クオリティをあげつつ作り上げたものを残すことができる。それはもちろん誰でもある程度はやり方を覚えれば再現出来るからこそでしょうが。

個人事業主でもノウハウを使いこなし以前と同じ仕事をすれば仕事としては成功していきます。

 アーティストの引き継ぎ

アーティスト引き継ぎ

一方でアーティストという仕事は他の仕事に比べていろいろ難しいと思います。

アーティストは個人事業主なんて言われたりもするようですが、個人事業主より運営が難しそう。

音楽にかかわらずアーティストと呼ばれる抽象的な部分を売りにしている、目に見えるモノ以外に価値を見出す仕事は次世代に繋がりにくいような気が。

個人や少数での影響力が大きいものであればあるほど、他の人が真似というか受け継ぐ事ができない割合が増すのはどうしようもないのでしょうか。

人の感性や想像力なんていう共通のものさしで測れない、謎の成分が含まれた職業は仕事としては不安定ですよね。

バンドとして高く評価されていても、主要メンバーが変わるとそれはもう「以前の彼らではない」と評定が上書きされてしまいます。まるで〇〇風に沿った新人のように。

そういったバンドは特定の人物が評価されていただけかもしれませんが、実際以前からのファンが離れる可能性は低くないはずです。

会社で社長、幹部クラスの入れ替わりがあったとしても人で判断するというかは、その後の業績などの結果の部分で評価されます。

アーティストは変革が合った場合以前との比較という、色眼鏡で見られる傾向があるのが辛い所ですね。

仮にアーティストが「この子が技術・伝統全ての自分たちを継承させた後輩です」と言っても、脳をコピーでもしない限りそのままファンを納得させて価値を引き継ぐ事は出来ないでしょう。

スポットがあたる範囲が狭すぎるというのもなかなかどうやら問題だ。

アイドルに見るビジネス的価値の引き継ぎ

アイドル

その点ジャニーズ、AKB系等のグループを前提としたアイドル団体はよく考えられているなと思います。

勿論ファン自体は基本的にグループメンバーという個人に対して熱い欲望を向けているのかもしれませんが、それと同時にグループとしての振る舞いなどグループ全体に興味をもっている事から、グループが所属している大元自体をひとつの括り(会社)で評価しているようです。

グループをたくさん輩出しているのは同じコンセプトの様々な種類の商品を出しているということなのかなと感じます。

アイドルをアーティストと言えるのか?といった疑問はあるかもしれませんが、他の音楽活動をしているバンド・グループ・ソロにはない安定性があるはずです。

(まあ恋愛関係に厳しいように、アイドルは音楽以外の夢も売っているのでアーティストとは違うかもしれません。)

メンバーの入れ替えをしてもグループとしては存続していく上に、その変わった後の活動を暫く見てからファンが評価するのはまさにビジネス的な信頼関係

メンバー変わってもコンセプトは変わりませんよ!な一貫したスタンスは経営方針として見ている側は安心するし、投資する側も予測が立てやすいのかもしれない。

 

 

エグザイルなんかも昔と比べひたすら人数が増えていますが、あれだけ数がいれば多少メンバーが変わっても雰囲気が変わらない(変えられない?)のでブランドの安定性が増したようにも思えます。

須藤凛々花に見るアイドル

アイドル 驚き

そんなことをいろいろ思っていた所、 「須藤凛々花がAKB総選挙で結婚発表!」とニュースで取り上げられておりびっくりしました。

アイドルに興味がない私でも目が惹きつけられるぐらいでたくさんの人から

「恋愛禁止なのに結婚とかありえない!」「ファンを騙した!」

と、色々と言われていますね。

どこかで見た話によると、文春砲を防ぐための緊急手段としてやむを得ずぶち込んだ説が有力だそうです。

大規模のグループだとトカゲの尻尾を切るのと同じ感覚で、メンバー一人が問題を起こした所でそこまで全体に影響があるわけではなさそう。とはいえこのイベントで発表するということは代表にも許可を得ているはずで、一個人の問題ではなく方針を違えた代表の問題になる気がするのが今後どうなるのかなといったところ。

でもAKBに興味のない人も巻きこんだのは、炎上商法みたいですが認知度を高めた結果になったと思う。

ここが他の音楽アーティストとの違いで、アーティスティックな面以外の所での行動が評価に関わるのがアイドルのリスクなのでしょうか。

今後は恋愛解禁!や運営方法、アイドルの選定法を変えます!と舵取りの仕方次第で、続けていくことも出来なくなる気がしないでもない。

とはいえ今後もなんだかんだでファンは文句を言いつつ、お金を出すだろうし「他のメンバーには批判的な人もいた!」と避難の対象になるのは、須藤凛々花本人が主になる気がします。

にしても

個人的にかわいそうなのはファンより、以前恋愛禁止を破ってボウズになったあの人である

おわり

長くなってしまいましたがビジネス的に後世に上手く流すのが難しいのであって、アーティスト全体という範囲で見れば過去の偉人の技術、ノウハウはひろーく全体に伝わり普及している。

そのおかげで新しい魅力をもった人がどんどん出てくるし業界としても楽しいものになっているのではないでしょうか。

この分野では価値・ブランドを狭い範囲で守り一部に伝えるよりかは、あけっぴろげに知らない誰かに届くような形態の方が最終的にはいいものに進化していくのかもしれない。