2年ぶりに京都でアートアクアリウムが開催されるということで寒空の中見学してきました。聞いたことがない人もいるかもしれませんが、簡単に言うと金魚祭りでギョギョ!
特徴として京都の二条城の敷地内にて開催されており、とても幻想的な空間が演出されています。
今後再び開催される時のために行ってみた感じの所感と写真とをまとめておきます。
基本情報
公式HP:
http://artaquarium.jp/kyoto2017/#outline
Twitter:
artaquarium (@artaquarium) | Twitter
※写真撮影可ですがフラッシュ、三脚は禁止なのでご注意ください。
チケットについて
私の体験記に入る前に一つ伝えて起きたいことが。チケットは現地で買わずできるだけセブンイレブンでチケットを予め購入することをオススメします。
開催場所が京都の二条城という観光地な上、施設内もとても広いという訳ではないので混雑する可能性が高いです。私が行った時は平日の開場すぐでしたがそれでもそこそこの列が出来ていました。
しかも混雑時はチケット列、入場列と別々に並ぶ場合もあるようなので時間の無駄です。(雨の日と平日は10分ほどの待機列)
セブンイレブンでチケットを買うと言っても、マルチコピー機のセブンチケット項目からアートアクアリウムを選んでレジで支払うだけなので簡単。入場列がなければ待つことなくスルーっと入場できるので先に買っておきましょう。
ちなみに値段は当日券と同じものと日時指定券があります。日時指定券は通常金額の2倍(3000円)で列を待たずに入れます。高いのでよっぽど混雑している時に行く以外の場合は必要ないかと思われます。
アートアクアリウムに行ってみた
入り口付近
という事でここから写真を混ぜつつ施設内を紹介していきます。
ちなみに金曜18:00~だったので混んではいますが、待っていればきちんと写真が撮れるといった混み具合。全体的にぼんやりと光りが灯っておりイッツファンタジー…。
まずは入り口入ってすぐのところ。この写真でもうお察しだと思いますが画質が逝ってます。とりあえず暗くシャッタースピード遅くしたりしてると何か汚い写真になります。
しかも三脚は使えないのでブレないように、自分を石像だと思い込ませる必要がある。明るく撮れるレンズがあるといいですね。
入ってすぐ小さめの水晶に入った金魚が出迎えてくれます。ぼんぼりのようなデザインに様々なカラーの照明が加えられており奥の方へと導かれているよう。
ちなみに照明の色は一定時間経つと切り替わるので、様々な色彩を楽しめます。でもまさか彼らもこんなカラフルな水槽で遊泳するとは思いもしなかったでしょう…
そして次に見えるのが…
金魚の屏風です。これは一休さんに実際に屏風から出してみろと言われるのを予想して、先に仕込んでおいたパターンでしょう。
背景はイメージ映像を投影(3Dマッピング?)しているので動きがあります。日本画に金魚が書かれているような風情で、動く絵画のような素敵な雰囲気でした。
元気に上へ下へと泳いでいます。まさか彼らも屏風の中で泳ぐとは生まれた時には思ってもいなかったことでしょう…。
中盤
少し進んでいくと雰囲気が変わり高級な落ち着いた場所に出ます。
こちらを御覧ください。
金魚です。
盆に入れられた金魚を楽しめることができ、おそらく高級魚と思われる日ごろ目にしないような金魚たちがたくさん。
こちらの盆の下にはまた別の金魚がいて、金魚社会でも希少性のある個体はピラミッドの上に立つんだなと感慨深いものがありました。
このあたりは派手というより華美な感じで和風テイストなおしゃれな雰囲気で入口とは違う金魚の側面を鑑賞できます。
さらに進むと大きな水槽が!
写真を見るとマグロみたいにびゅんびゅん動いているように見えますが、実際はシャッタースピードが遅くなってぶれてるだけです。
こちらの水槽も先ほどの小型水槽同様、照明が様々な色に変化するのでとても綺麗でした。
大きめの水槽の密集地にさらに大きな水槽というか金魚鉢が!!!
TOP画像にも使っている大金魚鉢です。とにかくおおきい!
屋台で救った金魚を入れようと気合い入れて用意したらこうなっちゃいました。特に緑の照明の時がきれいでした。もうどこもかしこも金魚だらけです。金魚城です。
金魚の宝石箱や的なコメントを一応しておきます。こちらの水槽は底にカラフルなビー玉がたくさん転がっており万華鏡の様な色のテーマパークでした。
覗けるポイントがありそこは変形ガラスなので光の屈折で見え方が違うようです。でもそんなに違わなかったような…
あとは付近の小さい水槽に水草と金魚が同居しており、こちらはこちらでほんわか。
金魚本来の楽しみ方のような気もしますね。
本丸
そしていよいよ一番大きい水槽のある目玉ポイントへ。
でかいし金魚の数も多いしで圧倒的なスケールと存在感でした。
ここがかなりの人気スポットで人が金魚なみに密集しているので上手く写真が撮れませんでした。大鉢を中心都市とし連結されたプチ水槽。そして土台に組み込まれた幅広な金魚達。
まさに金魚の要塞といった展示でこんなに金魚をアートに組み込むとは…と感心。ちなみにここは
カップル激戦区でした。
ところで金魚は高級な物は1万円を超えたりするようですが、1万円札がこれだけ沢山泳ぐのを見ると胸が熱くなりますね。まさか金魚達も二条城で自分たちの城を築くとは思いもしなかっt…
ブレまくって凄さが伝わりませんが何か凄かったです。
日本人特有の近づきすぎずちょっと遠巻きから見る感じが全開でああ侘び寂びだなと思いました。
終盤
要塞水槽を後にすると出口が近づいてきます。
こちらを御覧ください。
金魚です。
先の方には小さい水槽が沢山あり、金魚の種類も様々。何の種類?と聞かれても答えられないので金魚という単語しか出てきませんが、金魚達を差別したくないのであえて種類でを調べて紹介することはしません。
めんどくさいからでは決してありません。決して。
またもや屏風金魚ですが、ここにいる金魚達は真っ黒。
そのおかげで屏風に墨で書き込んだような魚影が、絵の中を動き回りまるで墨絵が動いているかのようでした。
そしてこのあたりで日本酒や軽食を楽しめるコーナーがあり、冷えた体を温める事ができます。そのまま進んでいくと、
デデーン!なんかオシャレな灯籠インテリアに金魚がいました。
どこか深海のような神秘さを感じるのは私だけでしょうか。
最後に出口の直前に展示されているのがこちら。
大水槽!なんですがここの人混みはえげつないほどで、水槽の近くに寄るのも難しかったです。
期間限定で舞妓の舞踊が見れたり、イベントはこちらで行っていたようですが残念ながら後半では見れませんでした。
ということでとっても素敵な金魚のアクアリウムでした。
ちなみに忙しくて見れない人の為に自宅でアクアリウム鑑賞ができるインテリアも発売されています。※光ります
おわり
序盤中盤終盤と隙がない構成で飽きることなく楽しめました。
ただカップルの数が猛烈に多いので独り身の方は何か対策をしていったほうがよろしいかと思います。
カメラ好きそうなミラーレスを持った男女が入り乱れ、さながらそれは戦のようでした。