GW・5月に「アルペンルート」へ立山駅~黒部ダム往復ルートで観光に行きました。
初めて観光される方は服装・混み具合など気にする事もあると思うので、これから同じ時期に行こうかと思われている方の参考になればと、軽くまとめておきます。
ただ私が行った時は前半雨が降っていたので、晴れの時との相違は多少あるかと。
因みに登山レベルや奥の方まで散策せず、主要名所をみるルート構成です。
アルペンルートの写真はこちら↓
公式HP↓
5月・ゴールデンウィークのアルペンルートについて
5/1に行った時の感想です。
服装
まず気になるのが服装です。日帰りや行程によっては荷物を極力減らして行きたい方もいらっしゃると思います。
春になり気温が上がってきたと言えど、雪壁等の実際に歩いて観光する場所は標高2000m前後。普段の5月の服装で突入するとそのまま凍死コースなので防寒はしないといけません。
参考に公式HPの服装についての画像↓
アウトドアに詳しくない私にはよくわからない説明。山の寒さや装備なんてよく分からないので、悩んでしまいます。
実際に行った所感としては、12月末ぐらいの防寒で丁度ぐらいです。曇りの時はそれなりの寒さですが、日差しがあるとぼちぼち暖かいので着込みすぎると暑いかなといったところ。
雪壁のある山頂「室堂」で3~6℃ 黒部ダムで10℃程だったのでコート・アウター類の下に着るものも、すぐ脱げる折りたためる服にしておくと良いかもしれません。晴天時はもう少し暖かくなります。
基本的にバス・ロープウェイで移動し要所要所で散策するので、時間を使いたい場所の標高に合わせて服装を揃えると楽です。
とりあえず持っていったほうがいい服装・装備
近くの宿によっては登山・雪山装備をレンタル出来るところもあるので、宿泊して観光される方はチェックしておきましょう。
・冬用コート・ジャケット
必須です。セータや厚めのパーカーの方もいましたが凍ってました。
・ブーツ トレッキングシューズ系
山頂付近は雪が普通に積もっているので、ローカット系は雪攻めにあいます。
散策しないし…と思っていてもどうせ行きたくなるので、とりあえずブーツだけでも履くのが無難。
トレッキングシューズは室堂周辺(みくりが池等)を長く歩くつもりなら必要ですが、雪壁・黒部ダムを見るぐらいなら不要です。人の行き来が多く、雪壁の方も整備されているので必須ではありません。ただ室堂の奥あたりを探索するとなると、スキー場みたいなレベルで積もっているのであったほうがこけません。歩けるルートは作られているので膝まで埋もれたりもないですが、踏みならされた所がつるつるになって滑るので雪の上を歩く際には注意。
室堂付近はこんな感じ↓
・サングラス(紫外線カット付き)
スキー場に行ったり雪山に行く方には常識ですね。雪の照り返しで目がとんでもないことになるのでサングラスは必須。
下記画像は曇りの中の室堂周辺ですが、この明るさでもサングラスなしで20分も過ごすと目が焼けて、室内に戻った時目が暫くチカチカします。紫外線カットがついてないサングラスは、眩しいのは防げても紫外線が防げず目がこんがり焼けていくので気をつけましょう。
眩しくないように感じて眩しい雪↓
・かっぱ-傘
山の天気は変わりやすいとはよく言ったもので、雨がふったり雪がふったり…。
防寒にもなるのでおすすめ。
傘も折りたたみでもいいのであったほうが撮影時のカメラが守れます。
・マスク
風が凄かったりするので、風防に。あと雰囲気美男美女になれますやったね!
出発・乗り物をのりつぐ
どのルートにしても昼前あたりからは海外のツアー客が押し寄せるのでとにかく朝の早い時間、出来れば始発のケーブルカーに乗ることをおすすめします。
後述しますが混雑をある程度避けたいなら、始発に乗ることで大きく快適度に差がでます。
ルート色々↓
今回選んだルートは立山~黒部ダム往復ルート。車で山へ入れないのでロープウェイやバスを乗り継ぐ事になります。
乗り物の所要時間
観光名所に行くには具体的にこれだけの乗り物を乗り継がないと行けません。
ちなみに雪壁があるのは「室堂」という所です。
※HP画像
観光場所の詳しい地図はこちら↓
所要時間だけを見ると2時間かからずに黒部ダムまでいけますが、観光地探索、乗り物待ちを加えると、立山駅~黒部ダムルートはGW期間内でおおよそ9時間程使います。
日帰りはかなりしんどいので近くに泊まるか、山にあるホテルの利用推奨。
立山駅からのチケット
チケットは目的地までの券を1枚購入します。(往復でも)
最初のロープウェイのみ時間予約制でそれ以降は普通の公共機関のように並び、指定時刻に乗り込む事になります。
チケット購入時に最初のロープウェイに乗る時間だけを伝えて、その時間まではフリーなので朝ごはん等を食べてゆっくりしておきましょう。
チケットはWEBチケット予約がありますが、売り切れがかなり早いため当日買いになる人が多いかも。でもなんやかんやWEB予約も当日貰いに行くので早起きするのは変わりません。
チケット列の並びも考慮して、AM6時過ぎにはチケット売り場待機。
連休中は大抵早めにチケット販売開始が早まるようなので、とりあえずチケット買ってぼーっとしておきましょう。
ロープウェイはこんな感じ、最後の方だったのでぎゅうぎゅう↓
注意点として整理券ではないので、ロープウェイの窓際がいい!という方は入場口に早めに並んでおかないといい席は確保できません。世知辛い!
混雑避けのために
連休中とはいえ観光客いっぱいの中での観光は避けたいですよね。
とりあえず始発
朝が弱いなら寝間着のままとりあえず始発です。
なんにせよ始発なのです。
というのもロープウェイは定員があり、臨時便も限られています。
観光場所に人間が少しずつ輸送されていくわけですが、始発便なら次の乗り物に乗る時溢れる事なく全員乗れます。
ロープウェイから降りた後はほぼ待ち時間なしに次に乗る事が可能なので、最初で出遅れると反対側ルートから人が来たり、団体が来たりで詰まってしまい待ち時間でロスしてしまいます。
団体客は時間指定で搭乗人数を確保しているようなのでツアーより早い始発がプロアルペンルーターへの道なのです。
とりあえず先へすすむ
最初のロープウェイに乗って次のスポットに着いた後は、とにかく最奥部の目的地まで進んでください。
黒部ダムが一番遠い目的地ならそこまで寄り道、観光せず乗り物に乗りまくってください。始発の理由と同じように、詰まる前に駆け抜けるのです。
室堂についた時点で「先に雪の大谷ウォークしたい!」と思われてもそこはグッとこらえて。
時間的に雪の大谷ウォークが始まるのは1時間後だったりするので、待つより先に進んだ方がお得。最悪なのは悪天候によりせっかく待ってたのに中止になって、完全に時間の無駄になることもあります。
ロープウェイは早めに並ぶ・バスは多少の余裕あり
団体客も同じ乗り物に乗るので、ぱっと見て個人列が少なくても次の便になったりします。
バスなんかは人が多すぎると臨時便で調整する事ができるので、そこそこの列でもすぐに乗れたりします。
しかしロープウェイは物理的に限界があるので便をあまり増やしたりは出来ません。
混雑時は70人のれるロープウェイに団体が別枠で50人乗って、個人列待ちが20人しか乗れないパターンも増えてきます。
ですのでロープウェイを利用する場面では列が少なくても、時間つぶしせずにとりあえず並んでおきましょう。
お土産
お土産については勿論車を止めてある駅や、帰る駅で買うのが荷物にならなくて楽です。
しかし場所によっては品揃えに少し差があり、後で買おうと思っていたけど最後の駅に目的のお土産がなかったりすることがあります。
ですので帰ると決めたらとりあえず買っておくと後悔なく満足できます。
おすすめ
・室堂
広い土産屋で品数が豊富 ルートの真ん中に位置してるので大体通る
・黒部平駅
土産屋としてかなり強い。わさびコロッケ・わさび肉まんが食べられるので休憩もできる。
ちなみに土産屋は死ぬほど混雑するので、乗り物をあえて一本逃すと一気に人が減ったりするのでその間に見るのがストレスフリー。
まとめ
↑大雨の黒部ダム
12月ごろの冬の服装で、スキー場の積雪を意識して
早く寝て早く起きろという事です。
※後日撮った写真の記事も書きます。