※2020/4更新 合計53種類記載
あの曲調好きだけど何てジャンルか分からない人へ。
こういう雰囲気の曲好きなんだけど、似た曲探す時に何て探せばいいか分からない…
そんな人へのジャンルの一覧種類まとめ記事。のポピュラー編です。
できるだけ抽象的に探せるよう書きました。
一番触れることが多い音楽ジャンルをまとめました。
他のジャンルの中に細かく派生しているものは別記事にまとめています。
※別ジャンルの記事はこちら↓
ここからジャンル記載
※曲の入っているアルバム名はiTunesの方のタイトルクリックでわかります
広く普及していて耳にすることが多そうなジャンル
細かくカテゴライズせず比較的メジャーで人気のあるジャンルをまとめておきます。
※「R&B」や「Hip hop」等の人気のあるジャンルはまとめて「ポップス」と呼ばれることが多いです
ちなみにボーカルがなく楽器だけの楽曲をインストゥルメンタル(インスト)と呼びます。
とても人気があり聞きやすい楽曲
「ポップ」(Pop)
ポピュラー音楽。
その名の通り人気のある売れてる楽曲はとりあえずポップスと言われたりします。
こういう音楽がポップ・ミュージック!と断言はできなさそうですがあえて言うなら、
ロックやワールドテイストなど他のジャンルの音楽が入っていてもソフトに混ぜて聞きやすくされているものがポップミュージックと呼ばれやすいようです。
わかりやすいメロディと誰でもノリやすい簡単なリズムがいかにもな代表的なポップスといった感じでしょうか。
国によって独自のポップスありますが、身近なものでいうとJPOPはロック・R&Bがメイン、KPOPはダンス・エレクトロがメインといったイメージです。
あらゆるひとが聞きそうな洋楽
「R&B」
リズム・アンド・ブルース。
洋楽と聞いてまず思い浮かぶような曲調のジャンル。ブルースという単語が入っていますがブルース要素はあまりないことが多いです。
とりあえずこのジャンルを調べれば最近流行りの洋楽が分かります。
R&Bはやや落ち着いてしっとりしている感じの曲が多いですね。
PVとかで大人数がダンスしながら流れてるのりのり華やか系で、流行ってるやつ。
「EDM」
エレクトロ・ダンス・ミュージック。
電子音でとにかく盛り上げるジャンル。 エレクトリックなシンセと電子ドラムで派手な音色が曲調。
よくあるのがサビ(ドロップ)が終わったあとのファッ…と音が完全に抜けて静寂になる、そういうイメージ。
EDMからまたいろいろ派生したジャンルがあります。
↓エレクトロ系はこちらに細かくまとめています
バンド形式で万人に人気があるジャンル
「ロック」
ロックンロールやブルースやらが進化したジャンル。
日本人がバンドと聞いて想像するのは大体「ロック」。初期は本質的に思想やら社会的メッセージが要素として組み込まれていましたが、近年はポピュラー化してバンド形式の楽曲のことを指していることが殆どです。
エレキギターでジャカジャカ激しくやるのだけがロックではなく、割と易しめの楽曲であってもロックに該当することも多々。
ここからハードロックやプログレッシブロックなど無尽蔵に細分化していくジャンルなので、これは〇〇ロック!っと線引きするのが一般人には難しい。
ロックだから好きじゃないっと毛嫌いせずに色んなロックがあるのでいろいろ聞いてみるのをおすすめします。
即興性があり演奏者によって様変わりする音楽
「ジャズ」(Jazz)
↓歌もの曲
↓楽器のみの曲
あえてジャズと分からない見出しにしました。
というのも日本人の中では「バーで流れる落ち着いた大人の曲」という文化概念BGM的なジャンルのジャズと、「音楽的に進化している現代のジャズ」という音楽特化としてのジャズがあるからです。
前者は古めのジャズで大人とか音楽好きしか分からないイメージといったストレート・アヘッド(正統派)ですが、ロック同様かなり枝分かれしておりジャズが好きといっても種類が多すぎて話が合わないことも多々あります。
ですのでバーで流れる曲はジャズっと敷居が高いタグ付けするのは可笑しいかなと思います。
基本的にジャズ系は曲中にアドリブ演奏(インプロビゼーション)を組み込むので、奏者・ライブによってソロや展開が変わったり、スリリングな演奏を楽しめるのが特徴です。
ロック同様古いのだけでなく色々聞くのをおすすめします。
↓こちらでジャズのジャンルをまとめています。
ラッパーがラップで軽やかに歌う
「ヒップホップ」(Hip Hop)
ラップときいて想像する音楽ジャンルです。
一定のリズムでセリフをダーッと音楽に載せて勢いを感じられる。
ヒップホップという言葉自体は、ラップ・ストリートにあるような落書き・ブレイクダンスなどの文化を総称しているようです。
使われる音色はエレクトロ系が多く太めの音を持続させるコードで雰囲気を作り、重みのあるリズムの音色で重圧感を演出しています。
個人的にバラード寄りのヒップホップとR&Bは少し似ている。
電子音を使ってポップに歌う
「エレクトロポップ」(Electropop)
日本でもエレクトロなポップソングは定期的に流行りますね。電子音+無機質よりなボーカルが多い組み合わせ(華やか系もある)。
EDMと比べると落ち着いて、柔らかく透けてるような印象です。
ただ年代によって割りと雰囲気が変わるので好みの時代を探してみてください。
ひんやりして落ち着いたエレクトロソング
「チルウェーヴ 」(Chillwave)
ちょっと古めのサウンドにゆるく怠惰なボーカルが特徴のジャンル。
アンビエントな感じもあり、クラブな雰囲気もあったり色々混ざっています。
グローファイ (Glo-fi)とも呼ばれます。
より落ち着いている雰囲気のものはチルアウトと呼ばれます。
ギターがチャキチャキなっててノリノリでひいてそうなやつ
「ファンク」(Funk)
R&B、ブルース、ジャズ等の黒人音楽定番衆からいろいろあって出来た音楽。
リズムがポップス等に比べると複雑で16分で細かくアクセントが入ったりするのが特徴。
ギターがチャキチャキ(カッティング)なってて後ノリで、細かいリズムなら大体ファンクです。
ベースにも特徴がありモコモコ系の音色が多く、ドラムのスネアのアクセントの合間に細かいフィルが入るのがまさしくファンキー。
ブルース同様どのジャンルにも組み込まれリズムやグルーブが活かされています。
ダンスフロアで踊れそうな更にノリノリでわかりやすいやつ
「ディスコ」(Disco)
イメージはダンスフロアで踊る80'S昔のパリピの曲といった感じ。
人気がありすぎて正直ポップスに属するレベルです。
特徴として4つ打ちビートと、8~16でのハイハットの刻み軽めのスネアというドラム。
ベースの音は重めでもこもこさせ、ギターは中高域カッティングにするとディスコ風になります。
ファンクとディスコはかなり似ており、正直近年は境目が曖昧なレベルで融合してる曲が多いのでこの雰囲気が好きな人はファンクとも並行して探してみると良いはず。
Tuxedo(Youtubeリンク)とかおすすめ。
渋い黒人がギターで弾いてそうなやつ!ちょいワルっぽいやつ
「ブルース」(Blues)
ギターで渋い感じはだいたいこれ。黒人音楽でブルーノートと呼ばれる情緒ある音使いを取り入れると雰囲気がブルースになります。その音使いは不安定さによって感情的に音楽を表現できます。
海外人気が強くギタリスト人気は勿論、色んなジャンルに吸収されたりどの層にも人気があります。
渋さと感情のこもったボーカル、ギターがメインですね。
ロン毛パーマ黒人が暖かい所で歌う夏定番のやつ
「レゲエ」 (Reggae)
ジャマイカ発祥。カリブ海なのでいかにも南国な音楽。「民族音楽編」の記事にもあるカリプソに通ずる暖かさのあるジャンル。後述するスカ等の音楽から発展しました。
特徴として聞いて分かる通り2.4拍目にアクセントを置き、その間をベースが這うような曲調のジャンルです。
コード進行もわかりやすくⅠ-Ⅳ-Ⅴで完結でき、リズムが後を引くように伴奏を弾ければレゲエっぽくなります。
夏になるとレゲエ調の曲は日本でもかなり流れますね。
実は2018年にユネスコの無形文化遺産に登録されたらしい…(wikiより)。
ンチャンチャのリズムで陽気なのりのりのやつ
「スカ」(Ska)
こちらもジャマイカ発祥。
すごく分かりやすいリズムにすごく分かりやすい伴奏ですごく分かりやすいノリの良さがとても良い音楽です。
とにかく細かく偶数拍にアクセントをつけて、ベースはオクターブで交互に弾いてをやればなんとなく楽しくなれると思います。
レゲエより早めな感じ。裏拍で強めのカッティングが入る感じです。
アニソンやJpopでもよく取り入れられている。
ギターを伴奏に哀愁がある歌い方の曲
「フォーク」(Folk Song)
ギターの伴奏が特徴的で語りかけるような雰囲気の曲が多いです。
もとは英語圏の民謡をカバーして歌うジャンルでしたが、最終的に民謡っぽい雰囲気を取り入れた曲の呼称になったようです。
1950~70あたりに流行っていたので時代を表す文化ジャンルといえます。
日本でいう歌謡曲が近いかもしれません。
ギターが激しい激しいやつでなんか全体的にすごいテンポが早い
「メタル」(Metal)
がんがんに歪ませたギターで低音をダダダっと入れて速弾きが入ったりすることが多いですね。ギターで演奏するときは1.5.8度の和音(パワーコード)でミュートしながら高速で刻むとメタルっぽいです。
高速リズムとテクニカルフレーズが印象的で圧倒的な質量展開でガーッと耳に流れ込んできます。
あと黒い服を着ている。
声だけで楽曲を奏でる
「アカペラ」(a cappella)
ジャンルというより形式ですが人気があるので紹介。
元は簡素化された教会音楽として定義されていたようですが、今日では基本的に楽器は無伴奏で声だけを用いた音楽のことを指しています。
メロディパートはもちろんのこと、ベースなどの低音や人の声でドラム・パーカッションなどの音を出す、ヒューマンビートボックス・ボイスパーカッションを使いこなし楽器を使ってないとは思えないクオリティのものが多いです。
ギター一本で演奏している音楽
「ソロギター」(Solo guitar)
ギター一本で楽曲を演奏します。メロディ伴奏など一本でこなし柔らかい印象が多いです。
リラックス度でいうとソロピアノ・オルゴール的なところがあります。
カバー系が認知度高く、使われているのは主にガットギター。ガットギターは弦がナイロンなのでとても柔らかく、太く優しい音がするのが特徴です。
落ち着いたギターを聞きたい時は「ソロギター」というワードで検索して見てください。
ソロギターのおすすめはこちらの記事で紹介しています
幻想的・壮大な雰囲気で癒されてリラックスできる音楽
「ニューエイジ」(New Age)
自然、環境、優しさをモチーフとした音楽が包み込んでくるようなジャンル。
エレクトロジャンルの「アンビエント」を少し壮大にして、リズムをはっきりと指定しているイメージ。
ニューエイジにもいろいろな曲調があるので説明が難しいですが自然を感じそうな雰囲気だと思ってください。
ヒーリングミュージックでよく見る。
その国や地方独自の音楽
「ワールドミュージック」(World music)
日本だと三味線や琴を使ったり、その場所古来から伝わり演奏されている音楽全般のジャンルです。
インドっぽいとか北欧っぽいとかそういうやつです。
以外にも普段多くの人が耳にする機会があり、ゲーム・TVのBGMで雰囲気を作るために用いられる事が多かったりします。
ファンタジーゲームならケルト音楽、砂漠ならインド音楽などといったように民族風土のイメージが濃く出せるのでサントラ好きな人が意外にハマっていったりします。
↓ワールドミュージックはこちらでいろいろまとめています。
おわり
正直全ジャンル網羅は無理なので大まかに伝わればいいな。
更新・修正もしていきます。
ジャンルがわかってきたらこちらのサイトもどうぞ
他にもおすすめの音楽をまとめています。↓