手袋はなくしましたがきりたんぽが食べられたので私は元気です。
待つこと1時間半、ようやくバスの時刻になったので乗り込みます。
正直、ただ深いだけで観光名所を名乗るなんておいおい…湖フェチ達に怒られるんじゃ?と舐めていましたが
田沢湖一周へ
の前に田沢湖の説明を
田沢湖について
水深423・4mという日本一深い湖。ルリ色といわれる美しい青は果てしない深さを思わせて神秘的。永遠の美貌を望んで龍に変身させられたといわれている「たつこ」の伝説が残っている。ほぼ円形の周囲は約20km。たつこ像、湖神を祀る御座石神社、姫観音像が点在し、観光拠点の春山から遊覧船も出ている。
瑠璃色に輝く水深日本一の神秘の湖
※じゃらんより引用
なるほど。たしかに神秘的ですよね。ん…?龍に変身させられた「たつこ」?これは間違いなく美女の像だろう、行かねばならん!
散策タイムでたつこ像を見れるみたいなので楽しみです。
田沢湖は バスの中から見ても絶景でした。こりゃ観光名所になるわ、と関心しつつ雪原地帯をグイグイ進んでいきます。同席している人も勿論観光客ばかりだったのですが、中には高そうな一眼レフカメラを持っている人や、ミラーレスをぶら下げた女子大生など年代層は幅広いものでした。とにかく一つ目の観光ポイントに到着し、ぞろぞろと皆でバスを降りポイントに向かいます。
浮木神社
一つ目の観光はこちら
浮木神社(うききじんじゃ)です。
湖沿いにぽつんとあります。手入れされているのか、外装はかなり綺麗で雪とのコントラストがもうね…実に良い…
近くに浮木があるからの名前らしいのですが、よくわかりませんでした。
ここからの景色はとても良く湖を一望できます。ああ、心が浄化されていく…
ちゃんと狛犬もいました。雪原に凛々しく立っている姿は頼もしい!
神社と湖と雪ってこんなに相性いいんですね。
ここで暫くパシャパシャ撮ってましたが奥に金色の何かが見えました。
たつこ像のがっかり度
あの金色の光を放つ像は…もしや!
たつこさん!たつこさんなのか!
デーン
うん…なるほどね。なんで金ピカなん?
じつはこの像検索すると、1番めの候補に「がっかり」とセットででてきます。
がっかりで有名なコペンハーゲンの人魚姫像といい勝負をしています。
とりあえず伝説にあやかって、目立つように光らせたれ!
的な感じでしょうか。ちょっと想像とちがうな~結構お金使っちゃったのかな~
と思いつつ撮影。石油とか掘り当てた人が作りそうな像でした。
一体どこをみているんだ…まあでもスタイルはいいし…青い湖の差し色になっているのかな。
ちなみにたつこ像をカップルで見ると別れるジンクスがあるそうなので、カップルの方々はお気をつけください。カップルで見て楽しむようなものでもないと思いますが。
そうこうしているうちに15分経ったので次のポイントへ向かいます。
御座石神社
バスを降りて少し歩くと
湖に向かって鳥居が!
反対側には大きな御神木と神社が!
御座石神社というパワースポット神社らしいです。
御座石神社について
社名は慶安3年に佐竹藩主義隆公が田沢湖を遊覧した際、腰をかけて休んだことに由来する。朱塗りの鳥居のそばには、1本の木から7種類の木が生えた「七色木(なないろぎ)」や、たつこが飲んで龍となった「潟頭の霊泉」、たつこが姿を映した「鏡石」などの名所もある。
【御座石神社】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet
なるほど!どんなパワーがつくかは知らんが強くなれそう!
階段を上がって
神社へ
あまり大きくはなく逆にこじんまりしたのがとても良かったです。
龍神も寒そう
おみくじがたくさん
最後に鳥居
龍のパワーを頂き田沢湖の観光はここまでです。
まとめ
撮影スポットとしては最高の環境でした。常に滑りながらの撮影でしたが、感傷に浸りたい方は田沢湖へは冬に来るのをおすすめします。
なかでも神社と湖、雪は最高でした。
ただでさえ神秘的な神社が降雪によりさらに神格化していました。
雪と神社の見栄え的な意味での親和性は高く、京都で腐るほど神社を見ましたがこういった銀世界における、非日常な日本を体験できるような感覚はここでしか味わえないのでは無いでしょうか。
正直かなり感動しましたが、文字でこの世界を伝えるのは非常に難しいので、とにかく冬に一度行って頂きたいです。上記の写真の10倍は脳をふわふわさせる景色でした。
そして人が少ないのも相まって一人旅をしている実感が湧き少しセンチメンタルになりました。このまま雪に埋もれて100年後また発掘されて生き返りたい…そんなメンタルです。
田沢湖を見終わると夕方だったのでとりあえず秋田駅に向かうことにしました。
今回はここまで
次↓
まとめ↓