おそろしいね。
やつらは俺達の気づかない内に近くまできて、しばらく息をひそめるんだ。
少しでも隙を見せればボンッ!オダブツさ…!Hahaha!
※宿に対しての文句ではなくカメムシという存在悪に対しての怒り。
カメムシとの戦い
どうも、jarannu (@jarannu_dayo) です。
皆さんはカメムシというクソゴミ害虫をご存じでしょうか。
そうです、あの臭いやつです。結構でかいやつ。
今回は彼らに人権を侵害される運びとなったので、この場をお借りして告発させていただこうかなと文字に起こしました。
私はどちらかと言うと温和な方で滅多な事では怒ったりはいたしません。
しかし今は胸に秘める激情を押さえきれず、カメムシターミネーターに一番近い男となってしまっているのです。
カメムシごときでそんな…と思ってらっしゃる方はカメムシと侮るなかれ。
彼らには彼らなりの戦略があり、我々人類という仇敵を絶滅させるべくその影はそこまで迫っているのです。
カメムシの天敵は人間しかいないと聞いた事があります。
これは遊びではないのです。
そう、戦争です。
カメムシとの出会い
そもそもタイトルに富山旅行と書いてあるのに何故カメムシかと言うことですが、GWを利用して富山のアルペンルートを観光しようと、立山駅というところに宿泊することになりました。
かなり山奥にある宿なので、そういった所なら少しは虫が出るんだろうな~と思いつつ前日の夜に宿へ。
夜ということもあって玄関には沢山の虫が。おお~いるいるw
と思いつつ部屋へ向かう途中の廊下には5匹ほどのカメムシが地を這っていた。
窓があるところは多いもんな!仕方ない。とりあえず部屋にササッと入るとそこにはガムテープが。
山奥の旅館に泊まったことがある方には常識でしょうが、宿に何故かガムテープが置かれていたらその部屋には虫が出る可能性があるということです。
虫をガムテープでくっつけて捨てるための、我々の武器なのでございます。
まあ流石に部屋にいないだろう。いたとしても2匹がいいとこだろう。
そんな甘い考えで部屋のチェックを始めます。
ぱっと見はいないなぁー。とりあえずベッドに座ろうk…
…?
!!!!
カメムシの布陣-鶴翼の陣
なるほどね。ベッドを先に潰して置くというのはなかなか策士じゃないか。
正直予想はしてたんだ。布団の裏側とかにいるんじゃないかなってね。でもまさか枕と布団に挟まれて本当に寝てるみたいな配置はどうかと思うんだ。くせえよ!
ちなみにこいつは死んでました。特攻部隊というわけですね。
とりあえずガムテで外にポイー。
まあ窓も締め切ってるしもう流石にいないだろう…とりあえずカーテン閉めy…
…?
…
いやいすぎだろ。集中線が足りなくなるよ。
密集しすぎじゃないですか。
これは左右から敵を囲み追い込んでいく鶴翼の陣という陣形ですね。
完全に包囲され、しかもブンブン飛んで来るときたもんだ。
しかしそこは私もカメムシを倒したことのある経験者なので冷静に対処。
余裕のモーションで助けを請い旅館の人が全部捕まえてくれました。しかも捕まえている途中、新しくもう一匹を照明のところで見つけたので計4匹捕らえました。
そのあと部屋を隅々チェックし、カメムシを殲滅したことを確認。半端な策略であったなフハハ!
第二陣-奇襲
部屋は完全な安全地帯と化した。これで心置きなくお風呂へいけますね。
お風呂に行くまでの道で7匹のカメムシと遭遇しましたが慣れたもんだぜ。
脱衣所へ
お、カメムシ君おっすおっす。お風呂ならシャワーでなんとかなるから安心して強気になります。
とりあえず頭を洗ってさっさと寝y…
…?
…?
あ…あああ…
ああああああああああああ!!!!!!!
それはちょっと卑怯ですよルール違反ですよ…しかもそこそこでかい。
こっちは装備ないんだ初心者狩りみたいなことよくない。
そして見失う。
ちなみに脱衣所のカメムシが移動し、ドライヤーの下に隠れててびっくりしました。
無限湧き
いろいろ気疲れしすぎて早く部屋に逃げ込みたい…安息の地へ…
ということで部屋に戻ってきました。
友達とお菓子を食べながら明日の予定を立てていると
ブーン…ブーン
おや頭の上でなにか音g…
ん?なんでおまえいる?おれわからない。
というかガムテの粘着が弱すぎて付かないんですよね…ガムテで撫でてるだけやんこれ…
そこでなんとか捕獲出来る武器はないかと色々探してみると
神は見放さなかった。
カメムシに被せて紙で出口を閉じ確実に始末していく事が出来ました。
皆さんもカメムシを見つけた時はまずゴミ箱があるかどうかを確認してください結局この後も部屋にカメムシが湧きまくり、5回ぐらい同じ作業をしていました。
これイベント進めないと敵がずっと湧く系のやつですね。
歯を磨こうとユニットバスにいくと、蛇口に二匹カメムシがいました。
侵入経路が意味不明すぎる。
もうこれカメムシの巣だよね?仲間だと思われてるの?臭いの?
どこにいても結局は遭遇するので、見えてる範囲のカメムシを始末して仕方なくベッドへ。
寝てる最中もどこからかカメムシのカタカタ…という音で存在感を主張する技に発狂しそうになりながらも、就寝。
そしてカメムシが布団にいる夢を見て起きるということを何度かしていたら朝に。
案の定朝になったらカメムシが2匹部屋を飛び回っていました。
ここまで執着してくる彼らに、私はどこか熱いものを感じながら宿をあとにするのでした。
結局1泊で20匹ぐらいのカメムシと触れ合うことが出来ました。逆にカメムシ好きでも寝る時もズッ友な人はいないのではないでしょうか。
おわり
大切なのは間合い…そして引かぬ心じゃ…。