水族館からまたまたなまはげタクシーに乗車し、いよいよなまはげ館に向かいます。
今回は同乗者がおり年配のご夫婦が後ろの席で楽しく歓談されてるなか、私は助手席で無言で進路の確認をしてました。今回の運ちゃんはまったく喋らない。クールだぜ。
30分ほどで 着きました。
なまはげ館
相変わらず雪がすごい…
道の脇に雪だるまがありました。これ血痕じゃないよね…?不思議と苦悶の表情を浮かべているように見える。これきっと、なまはげに全てを奪われた子供の残骸だわ…
雪だるまは置いといてとりあえず入ります。ちょっとおしゃれな外観。
悪い子ではないですが少々緊張します。
以下引用~
ナマハゲ行事
国重要無形民俗文化財
ナマハゲ行事は毎年、大晦日の晩に男鹿半島のほぼ全域で行われます。ナマハゲは真山・本山に鎮座する神々の使者と信じられており、年に一度各家庭を巡り、悪事に訓戒を与え、厄災を祓い、豊作・豊漁・吉事をもたらす来訪神として「怠け者はいねが。泣く子はいねが」と練り歩く、古くから伝統を受け継ぐ民俗行事です。昭和53年に「男鹿のナマハゲ」の名称で国重要無形民俗文化財に指定されています。
ナマハゲの語源
ナマハゲの語源は「火斑(ナモミ)を剥ぐ」という言葉が訛ったものと云われています。ナモミとは炉端にかじりついていると手足にできる火型のこと。それを剥ぎ取って怠け者を戒めるのがナマハゲなのです。
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入り口の門番
なかには昔の男鹿の人の暮らしや、作成物等が展示してあり興味深いものでした。
なまはげが何かをしてるゾーン。
いい感じのなまはげでしょう?
私です
なまはげ体験コーナーの写真を撮っていると、従業員の方に「なまはげなってみますか」と声をかけていただいたのでなりました。服を着てポーズをとってる最中「いいなまはげですね~!良いポーズです!」とか篠山紀信ばりにノセられましたが、完全に雑魚なまはげのポーズです。ボスなまはげの横に居て速攻倒されるタイプのなまはげです。右手の手持ち無沙汰感…
そしてなまはげの歴史を映像で楽しみました。
なまはげという行事も面白いですね。神様を人間が演じるのはよく見られる光景ですが、世界各国にも似たような行事があるそうです。なまはげの残した服の残骸を頭に巻き付けてご利益を享受するのもなんだか日本っぽい。
再現VTRでなまはげが「お母さんの言うことはちゃんと聞いてるかぁ~」とだみ声で、親戚のおじさんみたいな事を言っていてめんどくさい神様だな…と思いました。お年玉だけください。
お面ストリートを抜けると…
団体で出迎えてくれましたね。そうです彼らが親戚のおじさん達です。
入った瞬間圧倒されました。村によってお面はそれぞれ違うらしく、110体もの数が展示されていました。ガイドさんによると大晦日に一斉に行事が行われるみたいで、現在も80(多分)箇所のむらではこの行事が実施されているようです。
普通に不気味で怖い…
なまはげ館を見終わり周囲を散策。
秋田にある池は凍る運命にある
なまはげ伝承館と呼ばれる実際に体験したり出来る施設があったのですが、普通に平日休館でした…次回はなまはげ館近くの『真山神社』というところに向かいます。
そういえば数年前にハロワでなまはげ募集していて、エクセル・ワード必須という募集要項に秋田のセンスを感じました。
次↓
まとめ↓