車を手にしたからにはどこへでも行ける!な感じで移動。
とりあえず佐賀に入ります。考古学の分野で有名なあの遺跡です。
吉野ヶ里遺跡
料金・駐車場
車を走らせて1時間ちょっとで到着。平日なのもあってスッカスカでした。
一般 | 団体 | 年間パスポート | |
大人(15歳以上) | 420円 | 280円 | 4,200円 |
小人(小・中学生) | 80円 | 40円 | 800円 |
シルバー(65歳以上) | 200円 | 200円 | 2,000円 |
幼児(6歳未満) | 無料 | 無料 | なし |
※HPより
この値段であの規模を運営できるのか…
駐車場も広大でたくさん停めれるスペースのなか2、3台しか停まっておらずスッカスカの極みでした。因みに入り口は3箇所ありますが東口から入場されることをおすすめします。遺跡をグルーっとまわるなら一番便利なスペース。
駐車場料金
入場
弥生人の声が聞こえる…だと!学生時代この遺跡について少し学んだこともあり割りと楽しみにしつつ入り口へ。
でかいな~。韓国人の団体が来ているみたいで韓国人と間違われました、韓国のオーラでてたのか。そしてとりあえず入場、大人420円という異常な安さでびっくり。1000円ぐらいとってもいいようなクオリティなのに。入ってすぐのところでスタッフのおじさんに喋りかけられ、園内の回り方を教えて頂きました。
東から入場し反時計回りに回っていくのがオススメなんだそう。ただ東京ドーム二つ分ぐらいはある広さなので、古代の森と左半分は無理して回らなくていいとのこと。
この後長崎に向かう予定だったので、泣く泣くメインだけ回ることにしました。
ここから弥生人の世界が始まります。
この木の門が良いですよね、弥生感ある。
逆茂木と呼ばれる対侵入者対策の杭。刺さったらかなり痛そうですが、すり抜けられそうな気もします。
展示コーナーがあったので入るとたくさんの甕(かめ)が。様々なものを入れる甕ですが弥生時代といえば甕棺墓ですよね。甕の歴史について様々な資料が併設されているので楽しめました。
南内郭
そしてここ南内郭へ来ました!私の想像する通りの弥生時代の住居が再現されていましたよ!
この景色が見たかったんだ…
このやぐら感いかがですか?ここから遠くまで見渡せるので何かあった時も対応しやすそう。現代日本も見習うところだと思うので、交番にこれを設置して犯罪にいち早く対応できるようにしてはいかがか。
見渡した感じ。ガイドさんと観光客の三人しかこの遺跡に存在しませんでした。
当時の竪穴式住居もすごいクオリティで再現されています。よく掘ったもんだよこれ。
勿論中にも入れます。
初めて竪穴式住居に入りました、なんか凄い落ち着きます。前世は竪穴式の家に住んでいたのかもしれない。内部は照明が置いてあり当時の様子を表現していました。
語り合ってる?弥生人達。
当時の衣類事情やアクセサリー類が置いてありました。勾玉って結構歪な形をしていますよね。
北内郭
北上し北内郭へ
画像左の大きな建物に主祭殿があり、様々な重要性の高い取り決めをする大事な場所だった様子。左側に見えているものは高床式の倉庫です。主祭殿へ上がります。
2階に上ると…おおー昔の会議感ありますね。綺麗に整列してるあたる昔から日本人は几帳面だったことが伺えます。
三階には巫女が祈りを捧げている様子が。
スタッフさんに補足を聞いていると、話し合いで決まらない場合は最高司祭とよばれる先祖の声を聞くことが出来る人物に決定してもらっていたとのこと。某降霊する人みたい!それ結局独断じゃないだろうか。
北墳丘墓
そして更に北に上がっていくと
秘密基地のような施設が!!!
ここは 北墳丘墓 という場所で歴代の王が埋葬されていた場所だそうです。
ここに埋められてたんですね。
このような体制で埋葬されます。甕棺を埋める時はパカっと甕棺の片方を分離し掘った穴の横に突っ込んで、再びつなぎ合わせそこを埋めるというスタイルでした。上記画像の白い部分がつなぎ目ですね。
おわり
なかなか楽しめる施設でした。当時の文化や生き方を知れて文化人になれた気がします。そして大変広大な土地です。今回は一部しか回ってないにも関わらず、2時間半ほど滞在したので、ガッツリ回ると3~4時間は掛かりそう。空間自体が雰囲気あるので歴史好きな方は1日中楽しめると思います。
ということで吉野ヶ里遺跡は以上。といか佐賀の旅も終わりです。だって何も行くところがないんだもの!また観光地が発見されたら佐賀に旅行しに来ようと思います。
時間が昼過ぎになったので次回は長崎へ直行!
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