ギタカメとおんがく

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映像作品のセリフを組み合わせて曲を作る「pogo」というエレクトロアーティストが至高

POGO

音楽といえば楽器のように音程を作り出す道具を使って作り上げていきますよね。

しかし「pogo」が作る楽曲は既存の映画や映像から音を切り貼りして完成させるのです。

といってもこの説明では意味不明だと思うのでまずは一曲聞いてみてください。

まずは一曲

 Gruve 


映画好きならすぐ気付いたかもしれませんが、この曲は

映画「怪盗グルーの月泥棒(原題:Despicable Me)

登場人物のセリフや効果音で構成されています。

劇中のセリフ部分を抜き出しサンプリング、自作のエレクトロ音源に散りばめさせています。

セリフの中からテンポがいいものや、音の上下が付属しているものを選びそれを上手く音楽の主軸にしていますね。

pogo 

(母親へのインタビューと庭での効果音を使用した楽曲)

 公式 URL

Facebook:

https://www.facebook.com/nickbertkepogo
Twitter:http://www.twitter.com/NickBertke
Contact Pogo: http://www.pogomix.net/

SoundCloud-Pogo | Free Listening

Pogo - YouTube

Nickmix - YouTube(別名義)

プロフィールなど

pogp

本名:Christopher Nicholas Bertke(愛称は’Nick’)
 1988年生まれ オーストラリア在住

Youtubeで映像作品等の音声をサンプリングする手法により一躍有名に。

(日本ではマッシュアップとジャンル分けされていますが、リミックスアーティストとしての方が近いかもしれません)

特にディズニー作品を使用した楽曲がよく知られており、その完成度の高さから一時期は本家「ディズニーピクサー」から正式に映像の使用を許可され契約を結んでいた。

(現在は解消)

ディズニーだけでなく「株式会社ポケモン」から既存のアニメ・ゲーム作品を使って曲を作ってくれと頼まれた経験もある。

アニメや映画は勿論のこと、他にも自分の母親をインタビューした時の音声や、旅先やドキュメントでの音・現地の人々の声を用いたりとバリエーション豊富である。

音楽性

音楽性としては耳に優しい音色でエレクトロニカ系をややアップテンポにした雰囲気。

パーカッションやリズムに動きがありアンビエントっぽくなったりもする。

どの曲も基本的に空間系エフェクトがかけられておりそれにより肉声の臨場感と、シンセサイザーの音が調和しており幻想的で独特の世界観が映し出される。

主要使用機材

Pogo | Equipboard® に全部乗ってますので詳しく調べたい方はどうぞ

・Midiコントローラー

Akai - MPD26 Performance Pad Controller

Ableton - Push 2(下記動画のNick名義で使用しているコントローラー)。8万もする。

Native Instruments - Maschine MKII

・オーディオインターフェイス

Focusrite - Saffire PRO 24

・ソフト

Izotope - RX3(とてつもなく音をクリアに拾いノイズ除去するスゴイやつ)

活動について

基本的にYouTubeやSoundCloudで新作をUPしてる彼ですが、本名名義でも投稿しています。

Nickmix - YouTube

こちらのアカウントでは個人的な趣味の投稿や、上記動画のような制作風景などいろいろ投稿しています。

面白いのがゲームのレビューをしていたりと、ネットで活躍する曲のみを投稿するアーティストよりかなり人間味があるというか、音楽以外の面が見れて面白かったりします。

 

そしてpogoはたまにYouTubeでライブ配信をしており、その時に実際の楽曲の編集や作り方を披露していてファンとの関係が近いのも良いですね。

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(視聴者はpogoではなくNickと呼んでいるのが殆ど)

pogoのおすすめ作品 

pogoの凄い所は曲を作るだけでなく映像も音楽に合わせて切り貼りしており、視覚部分でも楽しめるところです。

いくつか紹介していきます。

映画・実写作品の作品

Hermione Mix

謎のハーマイオニー推し。

誰もが知るハリーポッターからの楽曲。

呪文が小気味よくメロディ化してたりで耳に残ります。

まあハーマイオニーはめっちゃ可愛いってことですかね。

Data & Picard

スタートレックの音声をサンプリングした楽曲。

面白いのが元の映像を使わず全部自分で演じているところです。

※17’ 6/21追記 何故か本人の上げていたMVが見れなくなっているので、SoundCloud音源のみを掲載しておきます。

(映画系では他にもターミネーターやロード・オブ・ザ・リングなどの作品もあるので、曲として生まれ変わったのを楽しんでください。)

 インタビュー・日常メインの作品

Joburg Jam

最初のギターのフレーズのまま気持ち良いテンポで軽やかに進んでいきます。

断片的に挿入される人々の会話が楽器とは違う音の楽しみ方を実現しています。

The Ghan

pogoが実際に自分で旅をして現地の人にインタビューをした映像を音楽にしたものです。

鉄道会社「Great Southern Railway」に依頼されてオーストラリアの長い旅の経験を精錬させた作品。

何気ない自然音など元となった音源が日常に溢れるもので、それらを綺麗に活用しているあたり音のでるものへの観察力の高さが伺えます。

Trumpular

そして最後はタイトルからも分かる通りトランプ大統領を素材にした上質な楽曲です

投稿された時期がちょうどトランプがどうたらと世間が盛り上がっている時だったので、目にした時は思わず笑ってしまいました。

発言集でここまで聞かせられるのはトランプの力もあるのかも。

他のマッシュアップアーティスト

他のマッシュアップ系アーティストはこちらで紹介しています。

マッシュアップという音源ごちゃまぜ音楽ジャンル紹介

正直声の切り貼りで曲を作るのは全く新しいというわけではないはず。

それでも曲調や素材の使い方がスマートで新鮮に感じるからこそ「pogo」に惹きつけられてしまうのかもしれませんね。